荒木　暁子　看護学部長より
　4月から看護学部長を拝命いたしました荒木暁子です。3年間何卒よろしくお願い致します。
　コロナ禍では、実践能力を強化できるようVRやシミュレーション人形などをそろえ、積極的にDX化を促進しました。新型コロナウィルス5類移行後、海外研修も盛んとなっています。昨年度から、カナダ、米国、チェンマイでの研修が実現し、今年度もカナダ、チェンマイ、そして台湾で学生が学びます。
　18歳人口が減少する中、よい学生に入学いただくために、学部の魅力を伝えていく必要性がますます高まっております。これまでの東邦看護百年の歴史と実績に支えられ、看護学部では感性豊かな人間性を育てるための教学環境整え、本物に触れる機会を大切に、体験型の多様な科目を提供してきました。

同時に、今の大学教育は「学生に何を教えたか」ではなく、「学生が何を学び身に着けることが出来たか」を問われる時代です。このようなコンピテンシー基盤型教育の実現に向け、現在、カリキュラム改正に取り組んでいます。
　また、学生が学びたいと思った時に、戻ってきてくれる大学院にしていきたいとも考えております。その一環として、今年度より大学院では、新たに学内特別選抜入試を開始しました。
　百周年を迎える東邦大学。東邦看護が大切にしてきた教育のエッセンスをこれからの社会の変化を読み、さらに進化させ、看護の価値を創造していくのが、私たち看護学部・研修課教育一人ひとりの使命です。
　今後ともご理解ご支援賜りますよう、何卒よろしくお願い致します。

尾立　篤子　健康科学部長より
　東邦大学看護同窓会の皆様、日頃より健康科学部の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。お陰様でこの3月には4期生が卒業し、東邦大学の3病院をはじめ千葉県を中心とした首都圏の保健医療施設で看護業務に勤しんでおります。
　私は、2021年に東邦大学に着任し、ちょうど3年を経たこの4月より臼井雅美前学部長の後任として健康科学部長を拝命致しました。歴史ある東邦大学の看護同窓会において脈々と受け継がれてきた「人を大切に育成」し「組織を超えた暖かいつながり」のある文化は他に類を見ないものであり、私も、そして健康科学部の卒業生も仲間に加えていただけることを大変光栄に思います。

 　さて、国内外では新興感染症や自然災害に慄く日々が続いております。エッセンシャルワーカーである看護職は、いかなる困難にあってもその役割と責任を果たそうとする姿勢が重要であると考えます。予測困難な時代を生き抜くためにも、次世代を担う看護学生にはぜひともそういったタフなマインドを身に付けていただきたいと考えます。
　健康科学部では、今年度から災害時の学生ボランティアのリーダー育成に取り組んでおります。災害時ボランティアの基本知識から東邦大学の学生としての姿勢などを思考し、人々への健康支援に強い関心を持つ学生が課外に集い、1年生から4年生の学生がともに活動しておりますこの活動をとおして培った情報収取力、コミュニケーション力、問題解決能力、自己管理能力等が、数年後に看護実践家として実を結ぶことを期待しているところです。つきましては、先輩の皆さま方には多方面からご指導を賜りたく、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 　久しぶりの同窓生たちとの出会いが、素敵な時間になったことが感じられます。

 橋爪先生！かっこよかったですね～。
日常の生活や職場での出来事と重ねながらお話が聞けました。
素敵なご講演に皆様からのご感想をいただいています。

 頂いたお葉書の一部です。
セカンドキャリアを歩まれている先輩たち、ライフイベントを重ね、どう生活していると教えてくださっている先輩たちの❝語り❞があります。私たちに、いろいろなヒントをくださっているような気がいたします。

次年度の看護同窓会総会は2025年7月6日（日）に開催いたします。

多くの同窓生の皆様とお会いでき、楽しくおしゃべりできることを楽しみにしております。